一度目のターボブローの原因の確認・除去作業を行うことはもちろん必要ですが、ターボブロー時に発生する切り粉(鉄粉やスラッジ)は、非常に微細で5〜20ミクロン位になるものもあります。一般の車輌用のオイルフィルターは30〜40ミクロンなので、ターボブロー時の切り粉は簡単にオイルフィルターを通過してしまいます。
ターボ交換後のターボトラブル再発防止のため、オイル中の切り粉が除去できるまで、低価格のオイルやディーゼルオイル等(ディーゼルオイルは洗浄力が強いので内部の汚れも取り除いてくれます。)で洗浄・オイル交換を実施し、オイルにキラキラした切り粉が残こらなくなるまで繰り返し行うと効果的です。
交換後のオイル中に切り粉がなくなってから、通常使用しているオイルに交換し、オイルエレメントも新品と交換する作業が重要です。きちんとメンテナンスすることでターボの寿命は長くなります。 |